悲しい争族の実例

兄弟姉妹は仲良く暮らしたいもの

実際にあった相続が争族になってしまったお話です。

長男(既婚、子どもあり)

長女(既婚、子どもあり)

次男(既婚、子どもあり)

三男(独身)

 

すでに、両親は他界しており、独身の三男が がんで、闘病生活の末、亡くなってしまったときのことです。

争族の対象になってしまったのは、三男がかけていた保険金。

三男が入っていた保険は全部で5件。三男は独身であったため、受取人を既に亡くなっている母親のまま、

受取人変更をしていない契約があったのです。

①終身保険+三大疾病一時金+医療保険(保険料払込免除特約付)⇒受取人が母親  4000万円

②年金保険⇒受取人は長男                            600万円

③終身保険⇒受取人は長男                           1000万円

④定期保険+終身保険⇒受取人は長男                      1000万円

⑤終身保険+医療保険⇒受取人が母親                      1000万円

 

この場合、どういうことが起きるのか?

まず、受取人が長男の契約に関しては、請求権は長男にあります。

なので、長男に支払われます。

では、受取人が母親になっているものは? どうなると思いますか?

保険会社からの指示は、

死亡保険金請求書の裏書に 法定相続人全員の署名捺印 + 印鑑証明書

さらに、それが揃った時点で 代表者に支払われることになるとのことでした。

このご兄弟は離れて住んでいたので、顔を合わせることはほとんどなかったとのこと。

さらに、長男には、数千万円の保険金受取人にしていしてたのが、長女と次男には保険金受取人には

していませんでした。 そこで、均等に分けて欲しい、ということになったわけです。

 

結局、このご兄弟の場合は、それぞれが弁護士を代理人にたて、相続が争族になってしまったわけです。

また、入院費や、一時金の請求もしていなかったため、その入院給付金も含めて争うことになりました。

 

さらに、母親が受取人になっていたものに関しては、母親が生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本をすべて

保険会社に提出しなければならないというものでした。

 

ご自身が どんな保険にいつ、加入して 受取人が誰になっているのか?

確認した上で 確認しなければならないことってたくさんありますね。

そもそも、独身でこの保険金額は多額ですね?

保険の営業に誘われるままに、入りすぎてはいませんか?

弟さんがお亡くなりになったこともそうですが、ご兄弟の争いが悲しいかなと感じた出来ごとでした。

 

保険証券の解説も お気軽に申しつけください。

みんなが幸せに生きるために。

 

相続診断士 杉本 恵子

https://www.sakura-k.tokyo/profile/

 

 

 

 

 

 

やさしい相続知識

誰もが知っておきたい相続の基本

「何か対策をしておかなければ いけないの?」「わが家は大丈夫なの?」

「でも、誰に相談したらいいの?」 「まだまだ大丈夫でしょ?」

そんな心配は誰にもあるものです。 しかし意外と相続に関する専門職っていないのが実情です。 やさしい相続に対する基本的なことをお話していきますね。

税制改正(平成27年)に関する基本的なこと

よく「相続税が上がった」という声を聞きますが、正確には「基礎控除額が下がった」ということです。平成26年までは 5000万円+(1000万円×法定相続人)が、基礎控除額でした。ところが、平成27年からは、5000万円⇒3000万円になり、

1000万円⇒600万円になりました。そのため、例えば 法定相続人が3名の場合は、

(旧)5000万円+1000万円×3名 ⇒ 8000万円

(新)3000万円+600万円×3名 ⇒ 4800万円 となり、

基礎控除額が減ったことにより、課税される金額が増えたということになります。

日本語の難しいところですが、正確なことを覚えておいたほうがいいですよね?

相続対策って何?

いろいろなところで、「相続税セミナー」が開催されています。

無料のセミナーが多いのですが、それもそのはず。結果的には営業に結び付くセミナーだからです。要するに、保険商品などを契約していただくためのセミナーです。

わからないままに、言われるままに契約してしまった。。。 というケースが多いのですが、アフターフォローはいかがでしょうか?

また、きちんとした知識を持っているかたから説明を受けられていますか?

一番問題になっているところです。

銀行に預貯金をおいておくと、どうなるのか?

法定相続人は 何人ですか? 最近は再婚されるケースも増え、前妻、前夫との間に

お子様がいらっしゃるケースもあるのですが、お子様は法定相続人になります。

実際の相続の実例などをご紹介

100件の相続のご相談があれば、100件とも異なるのが実情です。

そうですよね? 家族構成も違えば預貯金なども違いますし、

例えばお墓や親戚付き合いも異なるわけですから、同じであるわけがありません。

ところが、しっかりと向き合って相談できる相続診断士の数は少ないのが実情です。

突然やってくるその時に迷わないために 少しでも正しい知識が必要ではありませんか?

 

オフィス チェリーブラッサム

やさしく 想いを込めて 穏やかに